1月25日放送の『ホンマでっか!? TV』のテーマは「危ない親子関係」。子育てや親子にまるわるさまざまな情報が紹介されましたが、なかでも覚えておくと役立ちそうなのが、子どもの褒め方についての話題でした。
実は、このお話はいつか当サイトでもご紹介したのですが、やはりこの説は子供の能力を引き伸ばすうえで有力なようです。本日は、親の立場である皆さんにはぜひとも見てもらいたいので、あらためてご紹介いたします。
アメリカスタンフォード大学では、子どもたちを「頭がいいね」と褒めるチームと「頑張ったね」と褒めるチームの2つに分けて1年間調査を行ったそうです。その結果、「頭がいいね」と褒められた子どもの90%がより簡単な問題を選ぶように、「頑張ったね」と褒められた子どもの90%がより難しい問題に挑戦するようになったそうです。
どういうことかというと「頭がいいね」と褒められると、その頭のよさを維持したいという気持ちが働くために、難しい問題を回避する傾向があるのだそうです。一方「頑張ったね」と褒められると、「もっと頑張ろう」という気持ちになるために、より難しい問題に挑戦する傾向があるそうなのです。
この結果「頑張ったね」と褒められた子どもたちの成績は30%アップ。しかし「頭がいいね」と褒められた子どもたちの成績は20%ダウンしたそうです。つまり「頭がいいね」と褒めるよりも「頑張ったね」と褒めたほうが、成績が上がったということなんです。
「褒められて伸びる」というのは本当のようですが、いい褒め方をすると能力をより伸ばすことができるけれども、褒め方を間違えると成長を止めてしまうこともあるということなんですね。「頭がいいね」よりも「頑張ったね」。子育てのみならず、仕事や日常生活でも相手の能力をうまく引き出したいときのヒントのひとつになりそうです。
(文=シナモン)
画像:flickr= “skyseeker”(http://goo.gl/73UTs)
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オリジナル記事: 子どもの成績を上げるには「頭がいいね」よりもあの言葉が効果的!
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