肩こりや腰痛レベルで、心がガッチガチに凝り固まっている気がする。気分次第で何でもできるのに、その肝心な気分がのらない。アー、モウナンニモシタクナイ。ベッドで1日中ぐでぐでしていたい。でもやらなきゃいけないことが山積みでもう嫌だ。
という頑張り屋さんのあなたに、本日お届けしたいのはこちら! 海外サイト「gb times」より、ロシアのフォトグラファーが撮った、極上の癒され写真です。可愛い2人の男の子と、うさぎちゃんやワンコやアヒルさんも出てきますよ。
この写真を撮ったのは、フォトグラファーのエレーナ・シュミロワさん。写真のモデルになっている5歳のヤロスラフ君と2歳のヴァーニャ君のお母さんです。
なんだか心が落ちつく素朴な風景。太陽がやわらかく降り注いでいたり、スモーキーな霧がかかっていてなんだか少しノスタルジックな思いに浸れるシュミロワさん独特の世界。
まるでおとぎ話に迷い込んでしまったように感じさせてくれます。色使いもとーっても淡く、優しい。ほんわり感がすごいんです。
自分の背丈ほどの大きな犬を連れてオレンジ色の朝焼けのなかお散歩したり、雪かきを手にしている男の子をネコが愛情深く眺めていたり、いろいろな伝説がありそうな湖の前で男の子がたたずんでいたり……登場する動物さんたちはコトバが話せるんだよ、って言われたら普通に信じてしまう。1枚1枚にストーリーを感じさせてくれるんです。
シュミロワさんによると、作品作りで何よりも大切にしているのは、「光」なんだそう。撮影はすべて、自然光のみ。フラッシュなどは使わない。光の加減で見え方ががらりと変わることに気づいてからは、一瞬で変わってしまう光をうまく作品に取り入れているんだとか。
作品の多くは自身が経営する牧場内で撮影されたもので、登場する動物たちも牧場で飼っているんそう。撮影している場所は、大都会モスクワからそんなに離れていないところみたいです。いいところですね~。
ポップでカラフルでハッピー100%みたいな作品も見ていて楽しいのだけれど、なんだか疲れちゃうときもある。逆にこういったちょっと切ないような作品を見ると、自分の心のなかにある何か固いしこりのようなものが少しだけやわらかくなったような気がしませんか?
おいしいコーヒーでも入れて、ほんわり癒されてから、もうひと踏ん張りしましょ!
参照元:gb times
(文=黒猫葵)
