夏休み、家族で一緒に映画を観るのも子供たちにとっては楽しいイベントですよね! というわけで、お父さんお母さんへ、映画に関するちょっとした耳より情報をお届けします。
今回ご紹介するリストはズバリ、10才になる前に子供に見せるべき10本の映画。
イギリスの児童心理学者、ケイレン・カレン博士(Kairen Cullen)がリサーチを元に発表したリストです。
児童心理学の経験を元に、ポジティブなメッセージが込められている10本の子供映画を選び、5000人以上の大人にどの映画が好きかをリサーチして導き出した結果は、以下の通り。
第1位『トイ・ストーリー』
第2位『ライオン・キング』
第3位『ホーム・アローン』
第4位『ラビリンス』
第5位『ジャングル・ブック』
第6位『メリー・ポピンズ』
第7位『オズの魔法使い』
第8位『ネバー・エンディング・ストーリー』
第9位『マチルダ』
第10位『カールじいさんの空飛ぶ家』
欧米の映画ばかりで、日本では馴染みの薄い作品もありますね。日本では手塚作品、宮崎作品がランクインすることでしょう。個人的には第4位の『ラビリンス』がとっても懐かしくてツボ! 80年代、デヴィッド・ボウイとジェニファー・コネリー主演のちょっとダークなファンタジー映画。『ネバー・エンディング・ストーリー』もそうですが、この頃のファンタジーやSF映画って、CGじゃなく実物(人形や模型やセット)でしかもフィルム映画だから、現代の目から見るとトホホな面もあるけれど、妙な「現物感」があって独特の怖さや不思議さがあるんですよねー。
……失礼! 話が逸れました。このリストには博士の大切なメッセージが込められているんです。
「私の考えでは、子供たちが学ばなくてはならないことの中で一番難しいのは、学校のカリキュラムにキチンと収まるようなことでも、育児ガイドの中に載っているようなことでもないのです。それは、感情や人との結びつきといったことで、そうしたテーマは、良い映画の根底には必ず流れているものです。ですから、親たちがどんな映画を見せるかは、子供たちの発育と早い時期の学びには非常に重要です。良い映画は、子供の心を広げ、勇気づけ、人生の鍵となるレッスンを与えてくれるのです。」
「例えば『トイ・ストーリー』。カラフルなアニメーションでとっても楽しいだけじゃなく、子供たちに人と人との結びつきの大切さや、違った境遇を持つ人々を受け入れることを教えてくれます。そうしたテーマは大人になった私たちが抱え続けているものでもあるのです。」
確かに。私も『トイ・ストーリー』は大好きです。周りにも結構大人のファンは多いんですよね。因に第10位の『カールじいさんの空飛ぶ家』も同じ制作会社、ピクサー・エンターテイメントです。『ファインディング・ニモ』や『モンスターズ・インク』、『カーズ』等子供たちに大人気、しかも大人も楽しめる作品を沢山作っています。
このリストにある映画の多くは吹き替え版のDVDが出ているようなので、この夏休み、ご家族で是非楽しんでみてはいかがでしょうか?
(文=黒澤くの)
参照元:dailymail.co.uk(http://goo.gl/iQq0E)

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